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宮城県の句碑・歌碑・詩碑
瑞雲寺(ずいうんじ) 
・場所:仙台市若林区連坊2-1-10   Yahoo!地図  

芝 不器男(しば ふきお)
・説明:1903−1930年 26歳没 愛媛県生まれ 東北大工学科学生時代瑞雲寺に寄宿する。在学中から「枯野」「天の川」「ホトトギス」等に投句を始め、その優れた作風は、俳壇に「芝不器男時代の」到来を予感させた。昭和2年、この句が高浜虚子の歴史的名鑑賞を受け、不器男の代表作となった。学業半ばにして帰郷。太宰文江と結婚したがまもなく発病し、昭和5年永眠
 26年の短い生涯に残された珠玉の句は、多くの人に愛された。
あなたなる 夜雨の葛の あなたかな
 句意:あなたなる:遠くにある(愛媛県 伊予のわが家)
    夜雨の葛:夜汽車の窓から雨に濡れた葛
    あなたかな:遠くだなあ
 芝不器男の代表句
 東北帝大の学生だった不器男が夏休みに愛媛に帰省して、仙台に戻ってきてから 我が家を懐かしんで詠んだ句
 季語:葛:秋
 1989年 愛知県松野町 建立
2010.3.3






松洞 馬年(しょうとう ばねん) 
・説明:  −1839年 仙台藩士で石原泰輔といい、俳人かつ、茶道・挟花を好み、庭には百株の松を植え、自ら松洞と号する風流人であった。 
咲具迄盤 櫻花とハ 知利て加良
(咲く迄は さくら花とは 散ってから)
 句意:
 年 建立
 2013.2.5