宮城県の句碑・歌碑・詩碑
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種田 山頭火(たねだ さんとうか)
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・説明:1882~1940年 享年59歳 山口県生まれの酒を愛した磊落風狂の俳僧。
早稲田大学中退し、帰郷。家業を継いだが、破産。酒に溺れ、妻子とも離別し出家した
全国各地をまわり独自の句を多く残し、第二の芭蕉と呼ばれている。 |
光禅寺
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・場所:宮城県仙台市青葉区上杉4-4-50 光禅寺境内 Yahoo!地図
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種田 山頭火(たねだ さんとうか)
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逢へばしみじみ黙つてゐてもかつこうよ
抱壷逝けるかよ水仙のしほるるごとく
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意:
仙台の自由俳人海藤抱壺を病気見舞った一句と後年、海藤抱壺の霊前に供えた一句
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1989年(平成元年)建立
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2010.3.3 撮影


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日和山公園(ひよりやまこうえん)
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・場所:宮城県石巻市日和が丘二丁目 日和山公園駐車場 Yahoo!地図
1936年(昭和11年)佐藤露江を訪ねて石巻に来た。
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水底の雲も みちのくの 空のさみだれ あふたりわかれ たりさみだるヽ
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歌意:早い朝湯にはいってから日和山の展望をたのしむ美しい港の風景
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1989年(平成元年)建立
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2011.7.19

早い朝湯にはいってから日和山の展望をたのしむ。美しい港の光景である。
1936年(昭和11年)6月26日 山頭火旅日記の一節
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2011.7.19

2011.7.19

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「日本こけし会館」入口
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・場所:宮城県大崎市鳴子温泉尿前74-2 鳴子公園 Yahoo!地図
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湯あがりのつつじまっかに咲いて あてもない袂草こんなにたまり
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歌意:
袂草(たもとぐさ):袂糞。たもとの底にたまるごみ
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1989年(平成元年)建立
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2012.5.29

2012.5.29

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沼田健一氏宅庭内
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・場所:宮城県岩沼市下野郷字浜121 Yahoo!地図
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みちのくにてみちのくの土のあたたかく
水音とほくちかくおのれをあゆます
とほく白波の見えて松のまがりやう
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意:
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年(年)建立
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石沢芳雄氏宅前庭
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・場所:山形県尾花沢市尾花沢横町4206-2
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分け入っても分け入っても青い山
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意:行けども行けども手の届かぬ境地に向かって、迷いながら手探りで進む
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1978年(昭和53年)建立
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ホテルみやご
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・場所:鶴岡市湯田川 乙-13 「ホテルみやご」
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みちのくはガザさいて秋兎死うたふ 朝蝉夕蝉なぜあなたは来ない
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意:
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年(年)建立
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鉢の子窯 伊藤文雄氏宅庭内
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・場所:福島県須賀川市長沼町勢至堂花畑31 鉢の子窯 伊藤文雄氏宅庭内 Yahoo!地図
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春風の鉢の子一つ
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意:
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年(年)建立
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