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宮城県の文学碑
 島崎 藤村(しまざきとうそん)
・説明:1872−1943年 岐阜県生まれ 詩人、小説家 本名:島崎春樹
 1986年、東北学院教師となり仙台に赴任、1年で辞す
この間に詩作にふけり、第一詩集・「若菜集」を発表し、文壇に登場
名掛丁藤村広場(なかけちょうとうそん)
・場所:宮城県仙台市宮城野区名掛丁19 Yahoo!地図 



・場所:宮城県仙台市宮城野区名掛丁 Yahoo!地図
詩碑
「草枕」
心のやどの みやぎ野よ 乱れて熱きわが身には
日かげもうすく草枯れて 荒れたる野こそうれしけれ
独りさみしきわが耳は 吹く北風を琴と聞き
かなしみふかき吾が眼には 色無き石も花と見き
 昭和11年八木山(現動物園)建立、次に昭和42年青葉城址、次に平成16年現在地に移転
2009.2.11


2009.2.11


 名掛丁藤村広場「日本近代詩発祥の地」
藤村碑

日本近代詩発祥の地 名掛丁藤村下宿「三浦屋」跡 
ここ三浦屋にありて若き島崎藤村日本近代詩の夜明けをつげる
「若菜集」を生む
 
 平成16年 名掛丁東名会 建立 碑文 仙台市長 藤井黎 書
2009.2.11


2009.2.11


2009.2.11 撮影


潮音
わきてながるゝ やほじほの そこにいざよふ
うみの琴 しらべもふかしもゝかはの
     
よろづのなみを よびあつめ ときみちくれば 
うらゝかに とほくきこゆる はるのしほのね
  2004年 建立
2009.2.11


2009.2.11


初恋通り「島崎藤村 青春の地」
・場所:宮城県仙台市宮城野区榴岡2−2 Yahoo!地図
・説明:X橋の欄干石柱を使用
2009.2.11


初恋
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の   花ある君と思ひけり 
  2004年建立
2009.2.11


 わがこころ なきためいきの その髪の毛にかかるとき
楽しき恋の盃を 君が情けに酌みしかな
                 島崎藤村「若菜集」より
  2004年建立
 2009.2.11