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宮城県の景色を詠んだ歌
亀岡八幡宮 遠眺二十八景(一景〜十景)
・場所:宮城県仙台市青葉区川内亀岡町62 Yahoo!地図  
風景を詠んだ「景の歌」
・1678年大淀三千風(おおよどみちかぜ)は、新築の亀岡八幡神社に仙台領内の名所二十八景を詠み込んだ発句を絵板に書かせて奉納した。
 絵板は1945年の空襲で社殿とともに焼失した。
 仙台藩四代藩主伊達綱村のころ、大淀三千風らによって再整備された仙台領の名所・旧跡を1682年に三千風が出した撰集「松島眺望集」により全国的に知られる。



青葉崎(あおばざき)
・現在の場所:青葉城址 宮城県仙台市青葉区川内天守台 Yahoo地図
・説明:藩政期から呼ばれている仙台七崎とは
 茂ヶ崎(もがさき)、
青葉ヶ崎(あおばがさき)、藤ヶ崎(ふじがさき)、松ヶ崎(まつがさき)
 烏崎(からすざき)、鹿島崎(かしまざき)、玉田崎(たまたさき)

花桃
 花に紅葉よ   青葉崎の   青あらし
 はなにもみじよ あおばざきの あおあらし
 歌意:
 あおあらし:青嵐:青葉のころに吹くやや強い風。せいらん
青葉城 伊達政宗騎馬像

 

 
壷碑(いしふみ)
・現在の場所:宮城県多賀城市市川  Yahoo!地図
・説明:
蘿葉
 いしふみに 手のはす蔦よ  韵(韻)ふたき
 いしふみに てのはすつたよ いんふたき
 歌意:





浮島(うきしま)
・現在の場所:多賀城市浮島字赤坂1-1  Yahoo地図
・説明:
 
澎松 
 うき島や  松もしくれも  根なしとち
 うきしまや まつもしくれも ねなしとち
 歌意:
浮島神社 2004.9.6


 


奥細道(おくのほそみち)/塩竃街道
・現在の場所:宮城県仙台市宮城野区岩切 Yahoo!地図
・説明:
 
柳塘
 西行の    袖すり柳    かほそみちか
         さいぎょうの そですりやなぎ かほそみちか
 歌意:
 


奥海(おくのうみ)
・現在の場所:石巻市と女川町にまたがる 万石浦(まんごくうら)Yahoo!地図
・説明:石巻湾からさらに奥まった湾入。牡鹿(おしか)半島の基部を扼(やく)し,古くは奥の海と呼ばれた。
  仙台藩2代伊達忠宗により、この入江を干拓すれば万石のとれる美田になろうと言われたという伝えがある。
車渠
 帆たて貝  鴈のとも船   おくの海
          ほたてがい かりのともふね おくのうみ
 歌意:
 


沖井(おきのい)・沖の石
・現在の場所:多賀城市八幡2丁目19  Yahoo!地図
・説明:沖の井とは海上にわき上がる真水の井戸という意味
 安永年間(1772〜1780年)の「宮城郡八幡村風土記御用書出」に、「沖の石」が仙台藩四代藩主伊達綱村のころから保護され、番人が置かれていたことが書かれている。

明星
 おきの井の 星を釣瓶や   水仙や
          おきのいの ほしをつるべや すいせんや
 歌意:





 
木下
・現在の場所:
・説明:
 
鯢声
 木の下の 花なれ蝶や 鐘狂女
 
 歌意:
 

 
金花山
・現在の場所:
・説明:
 
斑雪
 駿河雪吹 面影鋳たり 金花山
 
 歌意:
 


小鶴沼
・現在の場所:
・説明:
 
萩花
 むら荻や 鼾く友寐の こつる沼
 
 歌意:
 

 
恋路山
・現在の場所:
・説明:
 
夕猿
 猿書さらし 妹待くれや 恋路山
 
 歌意: