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眞葛名をあやといひ工藤球卿の女只野伊賀の妻にして歌文の才たくひまれなりしこと世乃阿まねく知る所なりそ乃墓舊松音寺の境内にありて漸く草むら乃中に埋れはてむとするをうれふる人人相謀りその跡を永く後の世に傳へむとてこれをこの所に移し碑をたててその由を記す