東北の歌枕の地を訪ねて
(陸奥は山城・大和に次ぎ、三番目の「歌枕の国」)
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姉歯(あねは)の松/金成(かんなり)
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・場所:宮城県栗原市金成梨崎待井24-2 Yahoo!地図
・説明:伊勢物語に「栗原や姉歯の松の人ならば、都のつとにいさといわましを」在原業平と詠まれ、平安朝物語文学ではみちのくの歌枕となった。
芭蕉の「奥の細道」にも記述があり、俳句ファンが多く訪れる。又、悲しい伝説も残っている。
伝えによれば、全国から「女官」を選んだ時、陸奥国の代表に奥州気仙郡高田の豪農の「朝日姫」が選ばれ、船の旅に出たが、途中大嵐となり、船を降りて陸路を通った。姉歯の里にたどり着いたところで重い病気になり死んでしまう。
その後、朝日姫の妹である夕日姫が代わりに都へ向かうことなり、旅路の途中で姉歯の地に立ち寄り、悲運な姉の墓に松の木を植えて墓印とした。薄命の姉を思い夕日姫が植えたこの松が、姉歯の松である。この姉妹の話が、歌枕として詠まれる様になった。
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| 姉歯松碑 |

2013.6.23




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| 姉歯の松歌碑 |
2013.6.23

2013.6.23

在原 業平(ありわらの なりひら)/業平 朝臣(なりひら あそん)
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・説明:825−880年 平安時代を代表する歌人 伊勢物語の主人公と言われる。
紀貫之が選んだ六歌仙のひとりとして、また、藤原公任の選んだ三十六歌仙のひとりとしても名前が挙げられている。 |
栗原の 姉歯の松の 人ならば 都のつとに いざといはましを
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歌意:栗原の姉歯の松が人であるなら都へ行こうと言いたいが、あなたはこの地を離れられない姉歯の松です。 松を女にかけ、貴方は連れて行けないとしたもの。
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1812年 建立
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| 平 祐誉(挙)(たいらの すけたか) |
| ・説明:三条天皇の長和4年(1015)頃関白藤原道長の家司として知られる。 |
かくはかり 年積りぬる 我れよりも 姉歯の松は 老いぬらむかし
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| かくはかり としつもりぬる われよりも あねはのまつは おひぬらむかし |
歌意:
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鴨 長明(かもの ちょうめい)
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| ・説明:1155−1216年 平安時代末期から鎌倉時代の歌人・随筆家 |
ふるさとの 人にかあらん 栗原や 姉歯の松の うぐいすの声
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歌意:
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| 藤原 秀能(ふじわらのひでよし/ひでとう) |
・説明:1184−1240年 鎌倉時代初期の武士、廷臣、歌人
俗名:禰宜(ながあきら) 鴨長継の次男 |
栗原の 姉歯の松を 誘いても 都はいつと 知らぬ旅かな
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歌意:
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| 姉歯の松を詠んだ歌 |
古川 古松軒
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| ・説明: |
陸奥の 姉歯の松は 誰ゆへに いろかへずして 世をやふるらん
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歌意:
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覚網集/覚綱
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| ・説明: |
都まで 君を送らん 栗原や 姉歯の松に われならずして
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歌意:
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宇津保物語
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| ・説明: |
きく人は 姉歯の松の 風なれや 昔の声を 思ひいづるは
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歌意:
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