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宮城県の万葉歌碑
清原 元輔(きよはらの もとすけ)
・説明:908−990年 平安時代の官人・歌人 娘に清少納言がいる 三十六歌仙の一人
塩竃曲水
・場所:塩竃市西町
 「塩竈曲水」は、道路整備に合わせて地下に埋設された祓川を、利府町春日を水源とする権現堂浄水場の越流水を利用し再現したものである。
 この流れに沿って「塩竈百人一首」を掲示し、「曲水の宴」の創造を図っている。
 塩竃の歌枕:
赤字

元輔集
 塩がまの  誰かはひとり  ありときく しりてももゆる 身をいかにせん
 しおがまの だれかはひとり ありときく しりてももゆる みをいかにせん
 歌意: 



東北の歌枕の地
浮島(うきしま)
・場所:宮城県多賀城市浮島1  Yahoo!地図 

元輔集
 浮島の   松の緑を    見渡せば  ちとせの春ぞ  霞そめける
 うきしまの まつのみどりを みわたせば ちとせのはるぞ かすみそめける
・歌意:

  
 東北の歌枕の地
末の松山(すえのまつやま)
・場所:宮城県多賀城市八幡2丁目 宝国寺  Yahoo!地図  

後拾遺和歌集
 契りきな  かた身に袖を  しぼりつつ 末の松山    越さじとは
 ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ すえのまつやま なみこさじとは
 歌意:約束したのにね、お互いに涙にぬれるそでをしぼりながら。末の松山を決して波が越すことなんてあり得ないように、二人の愛はかわらないのだと。
 契り:恋の約束。かたみに:お互いに。袖をしぼりつつ:泣き濡れる
 東日本大震災では津波がどうだったんでしょうか。

     大丈夫でした。沖の石までだったようです。
 1957年(昭和32年) 江口進建立