HOME

福島県の句碑・歌碑・詩碑

 信夫文知摺(しのぶもちずり)
・場所:福島県福島市山口字文知摺前70 Yahoo!地図
松尾 芭蕉(まつお ばしょう)
・説明:1644−1694年 51歳没 三重県伊賀市出身 本名:松尾宗房(まつおむねふさ) 江戸時代前期の日本史上最高の俳諧師の一人
早苗とる 手もとや昔 信夫摺
 句意:早苗をとっている乙女たちの手元を見ていると、昔、しのぶ摺りをした手つきも同じだったのかと思われる。
 1794年(寛政6年) 京都の俳人一無庵丈左房 建立
2012.11.9


2012.11.9



 
信夫文知摺(しのぶもちずり)
・場所:福島県福島市山口字文知摺前70 Yahoo!地図
小川 芋銭(おがわ うせん) 
・説明:東京生まれ 茨城県牛久市城中町育ち1868−1938年 日本画家
若緑 志のぶの丘に 上り見れば 人肌石は 雨にぬれいつ
 句意:
  1911年 人肌石を見て詠んだ歌
  1948年(昭和23年) 池田竜一の書により清野勘助翁が建立
2012.11.9


2012.11.9



 
信夫文知摺(しのぶもちずり) 
・場所:福島県福島市山口字文知摺前70 Yahoo!地図
 正岡 子規(まさおか しき)
・説明:松山市生まれ 1867−1902年 俳人・歌人 
荵摺の古跡にて
涼しさの 昔をかたれ しのぶずり
 句意:
 1937年(昭和12年) 建立
 詠んだ時期場所:1893年(明治26年)に訪れ詠んだ
2012.11.9


2012.11.9


 

  
信夫文知摺(しのぶもちずり) 
・場所:福島県福島市山口字文知摺前70 Yahoo!地図
  沢庵 和尚(たくあん おしょう)
・説明:1573−1645年 兵庫県生れ 
みたるなと 人を諌むも おりからに 我が心より しのぶ文じ摺
 歌意:
 年 建立
2012.11.9



 
信夫文知摺(しのぶもちずり) 
・場所:福島県福島市山口字文知摺前70 Yahoo!地図
河原 左大臣(かはらの さだいじん)
/源 融(みなもとの とおる)
 
・説明:822−892年 嵯峨天皇の十二男
 紫式部「源氏物語」の主人公光源氏の実在モデルの一人といわれる。
 
陸奥の 忍ふもぢ摺 誰故に 乱れ初にし 我ならなくに
 句意:任官になってこの地で暮らし長者の娘虎女と恋に落ちた。都へ戻った河原佐大臣は娘を想う気持ちでこの歌を詠んだ。
 陸奥の国のしのぶもじずり(乱れ模様)のように、私の心は乱れてしまった。あなたのせいですよ
 1875年(明治8年) 建立
2012.11.9


2012.11.9


 

 

 信夫文知摺(しのぶもちずり)
・場所:福島県福島市山口字文知摺前70 Yahoo!地図
 高橋 忍南()
・説明:高橋裕雄 
契りても そむく浮世に はるさめの ふる巣訪ねて 来るつばめ哉
 歌意:
 1990年(平成2年) 建立
2012.11.9


2012.11.9


 

信夫文知摺(しのぶもちずり)を詠んだ歌
1696年 天野 桃隣(あまの ちょうりん)
 文字摺の 石の幅知ル 扇哉
 句意:

1747年 横田 柳几()
姫百合も うつふき連や 信夫摺 
 句意:
1747年 武藤 白尼()
松の葉も こほすや石の 忍ふ摺
 句意: 

1752年 和光 風光()
もしすりや さつと一刷毛 しくれ哉
 句意:

南嶺庵 梅至()
文知摺の 命もみせる覆 盆子哉
 句意:

1763年 二日坊()
尽せしな 蝶々の羽も 忍ふ摺
 句意:

1770年 加藤 暁台()
文知摺や うらに心の なつ衣
 意:

1771年 諸九尼()
汗ながら しのぶ摺ばや 旅ごろも
 意:

1773年 加舎 白雄()
石はうつぶせに 我は丹摺の 袂かな
 意:

大島 蓼太()
見てのみや いざ帷子に しのぶずり
 意:

1791年 鶴田卓池()
草の香や 石に乱るゝ 夏の露
 意: