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宮城県の御製歌(ぎょせいか)

名取御湯碑(なとりみゆひ)
・場所:仙台市太白区秋保湯元字薬師 ホテル佐勘玄関の西 湯神社前 Yahoo!地図  
欽明 天皇(きんめい てんのう) 
・説明:509・510?−571年 第29代天皇 
 神代の昔、出雲の国の大巳貴命(大国主命)と小彦名命が協力して国土経営を始め浮世に落ち種々の病気て苦しんでいる民衆を救うため、まじないや医療の道を始められたときから温泉に入るという習慣がはじまった。・・・・・・
 人皇29代 欽明天皇(在位535〜570)は、あるとき小瘡(一種の皮膚病)を患われたが医祈祷百計を尽く諸所方々の温泉で治療を試みられたが効験が現れなかった。ところがこの温泉に入浴あらせられたところたちまち全快あそばされ、たいへんおよろこびになり「御湯」の称号と次の御製を賜ったと伝えられている。
 この名取御湯碑は、秋保温泉の由来を記したもので 1864年、仙台の国文学者 安田光則の撰文
 覚束な   雲の上まで   見てしかな 鳥のみゆけば  跡はかもなし
 おぼつかな くものうえまで みてしかな とりのみゆけば あとはかもなし
                   
なとりのみゆ(名取の御湯)
 歌意:奇妙なことに、この温泉の湯を禁中(御所)へ奉ったところ、鳥膚が消えうせた
2007.10.18


2007.10.18


湯神社 2007.10.18