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栃木県の句碑・歌碑・詩碑・文学碑

湯ノ胡畔
・場所:栃木県日光市湯元 湯ノ湖畔 Yahoo地図
葛西 善蔵(かさい ぜんぞう)
・説明:1887−1928年 42歳没 弘前市生まれ 小説家 東洋大学中退 貧困,病気,酒びたりの生活の中で私小説作家 代表作「湖畔日記」を湯元温泉の板屋旅館で書き上げた。
秋ぐみの 紅きをかめば 酸くしぶく タネあるもかなし おせいもかなし
 歌意:
  碑文は作品中の歌で自筆。「おせい」は愛人の名前

 1968年(昭和43年) 葛西善蔵文学碑建設委員会 建立
2014.9.14



 
二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)・中宮祠
・場所:栃木県日光市中宮祠  Yahoo地図 
幸の湖に魚を放ちたるときの碑
されば今幸の湖と名をたたえて、此の湖につりする糸のながき世までつたへむとす。今よりはさちゝさつ矢の遊びせむ。うみさちの山、やまさちの湖。

 句意:
 幸の湖は中禅寺湖の別名。明治のころ、それまで魚が住んでいなかった湖に宮司が魚を試しに放ったところ、育った。そのことを感謝する碑
 1878年(明治11年) 二荒山神社宮司 権少教正柿沼広身 建立
2014.9.13

 

 
龍頭の滝(りゅうずのたき)龍頭観音
・場所:栃木県日光市中宮祠 Yahoo地図 
円空(えんくう)
・説明:1632−1695年 岐阜県羽島市生まれ 江戸時代前期の行脚僧であり、全国に「円空仏」と呼ばれる独特の作風を持った木彫りの仏像を残したことで知られる。生涯に約12万体の仏像を彫ったと推定 
旅と人生の みちすがら ぶじを念じまする
 句意:
 年(年) 建立 
2014.9.13