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秋田県の句碑・歌碑・詩碑
鹿角市
鹿角市十和田
JR十和田南駅前
・場所:秋田県鹿角市十和田錦木浜田100 JR十和田南駅前
入江 為守(いりえ ためもり)
・説明:1868−1936年 歳 京都生まれ 貴族議員、歌人
錦木の ふることしの ふ此ゆふへ あき風さむし 毛馬内の里
 歌意:
 1931年(昭和6年) 建立 


 
・場所:秋田県鹿角市十和田大湯字上折戸
金子 定一(かねこ ていいち)
・説明:1885−1960年 歳 盛岡市生まれ 陸軍軍人 政治家
 
 句意:
 年  建立 


大円寺
・場所:秋田県鹿角市十和田大湯字大湯 大円寺参道
浅井 小魚(あさい しょうぎょ)
・説明:1875−1947年 歳 俳人 鹿角市生まれ
秋立つや 大樹の梢 おのづから
 句意:
 年  建立 


綿木塚公園
・場所:秋田県鹿角市十和田錦木字浜田
入江 為守(いりえ ためもり)
・説明:1868−1936年 歳 京都生まれ 貴族議員、歌人、昭和天皇の侍従長
錦木の ふることしの ふ此ゆふへ あき風さむし 毛馬内の里
 歌意:
 1931年(昭和6年) 建立 


綿木塚公園
・場所:秋田県鹿角市十和田錦木字浜田
鎌田 露山(かまだ ろざん)
・説明:1891−1960年 57歳  毛馬内に生まれる
旅人に はたおる虫や 姫の塚
 歌意:
 1959年(昭和34年) 建立 


鹿角市花輪
役所庁舎前
・場所:秋田県鹿角市花輪荒田4-1 鹿角市役所庁舎前
石川 啄木(いしかわ たくぼく)
・説明:1886〜1912年 26歳没 本名:一(はしめ)
 岩手県盛岡市玉山生まれ 滝沢村転居
 渋民村・函館で代用教員 函館、小樽、札幌、釧路で新聞社勤務 東京朝日新聞社校正係
 歌人、詩人、評論家
              鹿角の国を憶ふ歌
 天さかる鹿角の国をしのぶれば、涙し流る。今も猶、錦木塚の大公孫樹、月よき夜は夜な夜なに、夏も黄金の葉と変り、代々に伝へて、あたらしき恋の譚の梭の音の、風吹きくれば吹きゆけば、枝ゆ静かに、月の光の白糸の細布をこそ織ると聞け。
 十和田の嶽の古沢の鬼栖める峡のふかみに、古へゆこもれる雲の滴りの、足あとつかぬ
岩苔の緑を吸ひて流れ来し渓川崖路、さを鹿の妻恋ひ啼くに、人怖ぢぬ鹿角の国をしのぶれば、涙し流る。
 その昔、代々に朽せぬ碑やはた、白石の廻廊や、王垣、壁画、銅の獅子、また物語、のこさねど、日月星を生む如く、人の国なるきらら星芸術の燭の生の親「愛」こそ、先づは、若児等の相思の花に映り出でて、花の印や、錦木も色をぞ添へし真盛りに、鹿笛吹きならす猟夫らが弓の弦緒の鳴りの音も、枝に列べる彩雉子の番と見れば、鳴らざりしその昔、しのぶれば涙し流る。
 神の使の羽かろき蜻蛉子が告げの泉の壽きに流れはつきぬ米白の水にうるほふ高草の鹿角の国をしのぶれば、涙し流る。
 その川に斎ひ心の肌浄め、朝な夕なにみがかれて、みめも清しく色白の鹿角少女が、
夕づとめ、肩にま白き雲纏ふ逆鉾杉の神寂びし根にむら繁る大木の中は神住む古御堂、
壁の墨絵の大井も浮きてし見ゆる目暮れ時、樹がくれ沈む秋の日の黄に曳く摺裳みだれ這ふ石階ふみて、静静と御供の神米、ささげつつ、伏目にのぼる麻衣が、藁束ねせし黒髪に神代の水の香こそすれ。
 かへしの足の小ばしりに、杉の陰路をすたすたと、露に濡れたる真素足に行きこそ通へ、はららかす袖に葉洩れの日を染めて神の使の蜻蛉子がいのちの水の源を告げに来し日をさながらに、青駒飼へる背が門へ。
 その敬虔さ、美しさ、米白川ともろともに流れたえせぬ風流の錦木立てし
若児等が色にも出づる心映、神代のままを目のあたり見ると思へば涙し流る。
 1985年(昭和60年)  建立 


花輪 長年寺
・場所:秋田県鹿角市花輪字上花輪
関 久兵衛(せき きゅうべい)・関一閉
・説明:1826−1907年 歳 
空ひくし 何処を限りの 花の奥
空低し 何歳まで 続く 花の奥
 句意:
 雨露の 恵みを受けて 苔の花
 句意: 
 年  建立 
 

長年寺
・場所:秋田鹿角市花輪字上花輪 山門左 長年寺 Yahoo地図
松尾 芭蕉(まつお ばしょう)
・説明:1644−1694年 51歳没 三重県伊賀市出身 本名:松尾宗房(まつおむねふさ)
    江戸時代前期の日本史上最高の俳諧師の一人 俳号:桃青(とうせい)
古池や 蛙とびこむ 水の音 
・句意:古い池に、一匹の蛙が飛び込んだ。水音と共に池の水面に波紋が広がり、やがて、以前にも増して静寂が訪れた。
 季語は蛙(春)
・詠んだ時期・場所:1686年 東京都江東区深川の芭蕉庵
 1856年(安政3年)貯月堂社中 建立 


専正寺
・場所:秋田県鹿角市花輪字寺の後
金子 定一(かねこ ていいち)
説明:1885−1960年 歳 盛岡市生まれ 陸軍軍人 政治家
 
 句意:
 年  建立 

長福寺
・場所:秋田県鹿角市花輪字柳田
赤城 文治(あかぎ ぶんじ)
・説明:1900−1956年 歳 
此の岡の 比と本桜 子とをれば 谷を渡て 花の散りゆく
 句意:
 年  建立 


 長福寺
・場所:秋田県鹿角市花輪字柳田
中島 耕一(なかじま こういち)
・説明:1903−1949年 歳 
離れゐて ほのぼの恋し ふる里の 家にひとりの 母住み給う
 句意:
 年  建立 

 

恩徳寺
・場所:秋田県鹿角市花輪字上花輪 恩徳寺
渡部 森女(わたなべ もりじょ)
・説明:1890−1930年 歳 本名:トミ 女流歌人
秋草の みな花つけし 淡きかな
 句意:
 年  建立 


恩徳寺
・場所:秋田県鹿角市花輪字上花輪 恩徳寺
阿部 悦女(あべ )
・説明:−年 歳 阿部 胡六の妻
菊日和 つづいて今日も しずかな日
 句意:
 年  建立 

恩徳寺
・場所:秋田県鹿角市花輪字上花輪 恩徳寺
阿部 胡六(あべ ころく)
・説明:1893−1974年 歳   花輪生まれ 本名:六郎
尺八は 一本の 管月秋
秋草の みな花つけし 淡きかな
 句意:
 年  建立 


桜山公園
・場所:秋田県鹿角市花輪字中花輪 桜山公園
小田島 艸于(おだじま そうう)
・説明:1882−1969年 歳 
籬結わず ただ春水を めぐらして 
 句意:
 1958年(昭和33)年  建立 


福士川沿い 黒土館の標柱
・場所:秋田鹿角市花輪字下夕町 小さな鳥居 Yahoo地図
松尾 芭蕉(まつお ばしょう)
・説明:1644−1694年 51歳没 三重県伊賀市出身 本名:松尾宗房(まつおむねふさ)
    江戸時代前期の日本史上最高の俳諧師の一人 俳号:桃青(とうせい)
物いひば(物いへば) くちびるさむし 秋の風
 句意:
 年  建立 


鹿角市小坂
小坂
・場所:秋田県鹿角市小坂
前田 夕暮(まえだ ゆうぐれ)
・説明:−年 歳 
あざやかな 青天の虹鱒 十和田は 晴れやかに吾等に よびかける 
 句意:
 年  建立 


鹿角市八幡平
トロコ沢
・場所:秋田県鹿角市八幡平トロコ沢
杉村 楚人冠(すぎむら そじんかん)
・説明:1872−1945年 歳 
我往荒草裏 汝又入深林
 句意:
 年  建立