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天童市の松尾芭蕉の句碑

原田歯科医院前
・場所:山形県天童市本町1-4-38  Yahoo!地図 
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声
 句意:ひっそりとして、閑かな山寺。山の岩にしみ入るように、蝉の声が澄み透ってきこえる。
詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」 立石寺に参詣した際に詠んだ発句
 1993年(平成5年) 天童市建立
2015.9.3






山本商会前
・場所:山形県天童市本町1  Yahoo!地図
古池や 蛙飛びこむ 水の音
・句意:古い池に、一匹の蛙が飛び込んだ。水音と共に池の水面に波紋が広がり、やがて、以前にも増して静寂が訪れた。
 季語は蛙(春)
詠んだ時期・場所:1686年 東京都江東区深川の芭蕉庵
 1993年(平成5年) 天童市建立
2017.2.24



さかい軒前
・場所:山形県天童市本町2 Yahoo!地図 
まゆはきを 佛にして 紅粉の花
 句意:このあたりに咲いている紅花を見ていると女性が化粧に使う眉掃きが思い出される。
 眉掃(まゆは)きは、白粉(おしろい)をつけたあとで眉を払う小さなはけ
詠んだ時期・場所:1686年 天童市大字下荻野戸/尾花沢市
 1993年(平成5年) 天童市建立
2015.9.3





ファミリーマート前
・場所:山形県天童市本町2−1 Yahoo!地図
雲の峰 いくつ崩れて 月の山
・句意:月山に三日月、夕日に映える雲は、幾度、崩れては湧きしただろうか
    入道雲がいくつもいくつも沸き上がってはその姿を崩して行く。
    今は、薄明かりに照らされた月の山が横たえている。
 季語:雲乃峯(入道雲):夏
詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」 山形県 月山角兵衛小屋
 1993年(平成5年) 天童市建立
2017.2.24





武内王将堂前
・場所:山形県天童市三日町1 Yahoo!地図 
行く末は 誰肌ふれむ 紅の花
・句意:紅の花は、染料となり、口紅にもなる。行く末は、誰の肌に触れるであろうか
・詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」尾花沢〜天童
 1993年(平成5年) 天童市建立
2016.03.08