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郡山市の松尾芭蕉句碑

三島神社/田植塚
・場所:福島県郡山市西ノ内1−23 三島神社 Yahoo!地図 
       風流の はしめや奧の 田植唄
・句意:白河の関を越えると田植え歌が聞こえてきた。これがみちのくの旅の風流の初めなのだなあ
・詠んだ時期・場所:1689年(元禄2年)須賀川市本町の相楽等躬(さがらとうきゅう)宅
 1873年(明治6年) 建立 揮毫:市原多代女 
2014.5.12



 
大慈寺(だいじじ)
・場所:福島県郡山市清水台2−2−11 Yahoo!地図 
閑かさや 岩にしみ入る 蝉の聲
・句意:ひっそりとして、閑かな山寺。山の岩にしみ入るように、蝉の声が澄み透ってきこえる。
詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」 立石寺に参詣した際に詠んだ発句
 1797年(寛政9年)佐渡屋主人露秀 建立
 


阿弥陀堂(あみだどう)
・場所:福島県郡山市西田町3平 Yahoo!地図   
          先ず頼む  椎の木もあり  夏こ立
          まずたのむ しいのきもあり なつこだち 
・句意:先ずは夏木立の中にある椎の木の下で心と身体を休めてみよう
・詠んだ時期・場所:1689年(元禄2年) 大津国分の幻住庵
 1927年(昭和2年) 建立 三木菅直恵
 
 
 

麓山公園麓山神社(はやまこうえんはやまじんじゃ)
・場所:福島県郡山市麓山1目 Yahoo!地図 
          雲折々 人をやすむる 月見かな
・句意:名月を見ていると、ときどき雲に入ってくれるからこそ我に返れる。そうでなければ自分を忘れてしまいそうだ
・詠んだ時期・場所:奥の細道以前の、1685年(貞享2年)
 1903年(明治36年) 佐藤花明 建立
2014.5.12


葉となりて 名の惜しまるゝ 櫻かな   龜遊
雲雀 見る度に笠の緒 ゆるみけり    千月
雪の庭 ほうきを當て 汚しけり     花明


伊東久右衛門氏田圃の中
・場所:福島県郡山市片平町高森 Yahoo!地図   
櫻かり きとくや日々に 五里六里
・句意:毎日五里六里も歩き廻って、桜を見歩いているが、我ながら殊勝なことだ
・詠んだ時期・場所:1688年(元禄元年) 吉野
 1904年(明治37年) 建立