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各務 支考(かがみ しこう)/蓮二(れんじ)
・説明:1655−1731年 67歳没 岐阜市生まれ 江戸時代前期の俳人 蕉門十哲の一人
  旅先や作品によって名前を変更し、数多くの変名を持っている。
  別号に
東華房、西華房、獅子庵、蓮二野盤子(ばんし)、獅子老人、桃花仙人、黄色山老人など
  渡辺雲裡坊は門人で雲裡坊の門人らが建立している

榴岡天満宮
・場所:宮城県仙台市宮城野区榴岡23 榴岡天満宮境内  Yahoo!地図 
蓮二(れんじ)/各務 支考(かがみ しこう) 
十三夜の 月見やそらに かへり花
 句意:
 十三夜:十五夜が有名ですが、十三夜もまた美しい月見で日本独特の風習だそうです。
 かへり花:二度咲き、狂い咲き
 芭蕉五十回忌蓮二(支考)十三回忌追善碑 1743年(寛保3年) 雲裡坊門人等誌焉
2010.1.5




千歳山公園
・場所:山形県山形市平清水 千歳山公園  Yahoo!地図  
各務 支考(かがみ しこう) 
牛呵る 声に鴫たつ 夕へかな
・句意:
 1830年(文政13年) 各務支考百回忌 建立
2013.7.14




烏崎稲荷神社
・場所:山形県鶴岡市羽黒町手向集落 Yahoo!地図 
呂丸(露丸)追悼碑
※呂丸(露丸):鶴岡市羽黒町手向の人 奥の細道で芭蕉を案内した人 
 その露丸が京都の去来亭で急死した。1693年(元禄6年)に芭蕉が呂丸に手向けた追悼の句
松尾 芭蕉(まつお ばしょう)
       当帰より  哀は塚の    菫草
       とうきより あはれはつかの すみれぐさ
 句意:彼の故郷出羽では故郷に帰る「当帰」という花が咲いているはずだ。呂丸は当帰の花に囲まれることはできないが、彼の墓に咲くすみれの花は美しく咲くであろう。 
 図司 呂丸(ずし ろがん・ろまる)/近藤 呂丸
(辞世)
消安しの 都の土ぞ 春の雪
 句意:
野盤子/各務 支考(かがみ しこう)
死に来て そのきさらぎの 花の陰
 句意: 
酒落堂(酒堂)
雁一羽 いなてみやこの 土の下
 句意: 
 1793年(寛政5年) 呂丸百回忌 建立


 

天満宮
・場所:岩手県盛岡市新庄町5-43 Yahoo地図
芭蕉塚(ばしょうづか)
・説明:大島(雪中庵)蓼太は江戸俳壇の実力者で、芭蕉への復帰を唱え、東西に吟行し、多くの門人を抱えていました。芭蕉門十哲のひとり服部嵐雪の流れをくむ俳人。その大島(雪中庵)蓼太の門人が杉浦麻斤

松尾 芭蕉(まつお ばしょう) 
 古池や 蛙とびこむ 水の音
 句意:古い池に、一匹の蛙が飛び込んだ。水音と共に池の水面に波紋が広がり、やがて、以前にも増して静寂が訪れた。
 季語は蛙(春)
詠んだ時期・場所:1686年 東京都江東区深川の芭蕉庵

東華坊/各務 支考(かがみ しこう)
桜開花 一重に弥陀の 彼岸哉

磯暁庵()
居らんとして 鳥の行衞かな
 句意:
 1768年(明和5年) 建立 杉浦麻斤坊
 2014.5.28


2014.5.28 磯暁庵


2014.5.28 東華坊