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花巻市の松尾芭蕉句碑

松庵寺門前
・場所:岩手県花巻市双葉町6−4   Yahoo地図 
         物言へは  唇寒し     秋の風
         ものいえば くちびるさむし あきのかぜ 
 句意:人の短所を言ったあとは、後味が悪く、寂しい気持ちがする。転じて、何事につけても余計なことを言うと、災いを招くということ。
・詠んだ時期・場所:貞亨元年から元禄年間詳細不明
 
 1852年(嘉永5年)其樂 建立



西公園天満宮
・場所:岩手県花巻市藤沢町256 Yahoo地図
          木のもとは しるもなますも 櫻かな
          このもとは しるもなますも さくらかな 
 句意:空の月がおぼろにうるみ地にある梅も蕾がほころんで、今年もようやく春の気配が整って、いかにもそれらしくなってきた。
詠んだ時期・場所:1693年 芭蕉門人の森川許六宅で紅梅を愛でて詠んだもの。

 1771年(明和8年) 黒沢尻の鷄路 建立 及川佑忠書



種田天満宮
・場所:岩手県花巻市石鳥谷町好地7−140 Yahoo!地図 
          古池や 蛙飛ひこむ 水の音
 
 句意:古い池に、一匹の蛙が飛び込んだ。水音と共に池の水面に波紋が広がり、やがて、以前にも増して静寂が訪れた。 季語は蛙(春)
詠んだ時期・場所:1686年 東京都江東区深川の芭蕉庵

 1856年(安政3年) 建立 江戸の東都弧山堂卓郎(小森氏)の筆


古池庵吐月(三国屋善治)の吐月句碑