あぶみや玉志亭発句会
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あぶみや玉志亭にして 納涼の佳興に瓜を もてなして発句を
こふて日句なきものは喰 事あたはじと戯ければ
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松尾 芭蕉(まつお ばしょう)
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初真桑瓜 たてにやわらん 輪にわせむ
初眞桑 四にや斷ン 輪に切ン
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はつまくわ よつにやきらん わにきらん
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・句意:おいしそうな初物の真桑瓜のご馳走が出たが、さてこれをを縦に割ろうか、それとも輪切りにて食べようか。
真桑瓜:まくあうり
・詠んだ時期・場所:1689年に奥の細道、酒田の船問屋近江三郎兵衛亭
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河合 曽良(かわい そら)
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・説明:1649−1710年 長野県諏訪市生まれ 俳諧師 芭蕉の奥の細道に同行した弟子
蕉門十哲の一人
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初瓜や かぶり廻しを おもい出ず
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句意:
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伊東 不玉(いとう ふぎょく)
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・説明:1648−1697年 50歳没 酒田の医師 俳人 大淀三千風にまなぶ。奥の細道の旅の途中の芭蕉をむかえて入門。各務支考らとまじわり,酒田俳壇の基礎をきずいた。
本名:玄順、別号:潜庵,潜淵庵
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三人の 中に翁や 初真桑
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句意:
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近江屋 三郎兵衛(おおみや さぶろべえ)
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・説明:−年 歳
本名: 号:玉志(ぎょくし)、鐙屋(あぶみや) |
興にめてて こころもとなし 瓜の味
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句意:
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年 建立
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2013.9.19

2011.7.11

2013.9.19

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