HOME  top

八戸市の芭蕉句碑

芭蕉堂公園/仙洞公園
・場所:青森県八戸市類家二丁目5-15 「芭蕉堂公園」Yahoo地図
         古池や   蛙飛ひこむ   水の音
         ふるいけや かわずとびこむ みずのおと 
・句意:古い池に、一匹の蛙が飛び込んだ。水音と共に池の水面に波紋が広がり、やがて、以前にも増して静寂が訪れた。
 季語は蛙(春)
詠んだ時期・場所:1686年 東京都江東区深川の芭蕉庵
 1951年(昭和26年)元八戸町長・旧舘村村長を務め、俳句に造詣の深い北村益さんの古希を記念して建立


        名月や   池をめくりて  よもすから
        めいげつや いけをめぐりて よもすがら 
・句意:仲秋の名月を眺めながら池の周りを歩いていたらいつの間にか夜が明けてしまった。
詠んだ時期・場所:1686年8月15日、江戸の芭蕉庵で月見の宴を催した折の句
 1951年(昭和26年)元八戸町長・旧舘村村長を務め、俳句に造詣の深い北村益さんの古希を記念して建立


芭蕉堂


長者山神羅神社
・場所:青森県八戸市長者1 Yahoo!地図 
        初しくれ  猿も小箕を   ほしけなり
        はつしぐれ さるもこみのを ほしげなり 
・句意:伊賀越えの山の中で初時雨に遭遇した。自分はさっそく蓑を腰に巻いたが、寒さの中で樹上の猿たちも小蓑をほしそうな気振りに見える
・詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」の旅を終えて帰郷の折 伊賀街道の長野峠
 1793年(寛政5年) 建立