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秋田市の松尾芭蕉句碑

愛宕神社(あたごじんじゃ)
・場所:秋田県秋田市士崎港南1-20 Yahoo!地図 
         ものいへは 唇さむし    秋のかせ
         ものいえば くちびるさむし あきのかぜ 
・句意:人の短所を言ったあとは、後味が悪く、寂しい気持になる。
・詠んだ時期・場所:貞亨元年から元禄年間 詳細不明
 1770年(明和7年) 建立



宝塔寺(ほうとうじ)
・場所:秋田県秋田市八橋本町6丁目-10 Yahoo!地図 
       四ツ五器(ごき)の そろはぬ花見 心哉
 
・句意:四つ五器さえ満足に揃っていない食器で貧しくやっている。それでも花を十分に堪能している。
 詠んだ時期・場所:1694年 依水ら友人を伴って江戸上野の東叡山寛永寺での花見


 

菅原神社(すがわらじんじゃ)
・場所:秋田県秋田市八橋本町4−4−3 Yahoo!地図 
       春もやや  景色調ふ    月と梅
       はるもやや けしきととのう つきとうめ 
・句意:空の月がおぼろにうるみ地にある梅も蕾がほころんで、今年もようやく春の気配が整って、いかにもそれらしくなってきた。
・詠んだ時期・場所:1693年 芭蕉門人の森川許六宅で紅梅を愛でて詠んだもの
 1793年(寛政5年) 建立


 

不動院(ふどういん)
・場所:秋田県秋田市八橋本町(やばせほんちょう)4-1-70 Yahoo!地図 
俳祖 芭蕉翁
 意:
 1736年(元文元年) 建立


 

日吉神社(ひよしじんじゃ)
・場所:秋田県秋田市新屋日吉町10−67 Yahoo!地図 
       暫らくは  花の上なる 月夜かな
       しばらくは はなのうえなる つきよかな 
・句意:満開の花上に月が上った。しばらくは月下の花見ができそうだ
・詠んだ時期・場所:1691年 吉野へ旅した時
 1878年(明治11年) 建立