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定義道標石
・場所:宮城県仙台市青葉区郷六 Yahoo!地図 

仙代庵/麹屋勘左衛門
・説明:1796−1869年  仙代庵 本名:細谷勘左衛門、荒町の麹屋細谷の養子となったが、早くから家業を人に任せ生来の奇智と得意な才能を発揮して千を越す回文を作り、酒をたしなみ、人を楽しませて生涯を送った奇才です。晩年千庵とも称した。

みな草の 名は百(はく)と知れ、薬なり
すぐれし徳は花の作並(さくなみ)
 2004年(平成16年)11月 建立 仙台市青葉区宮城総合支所
2003.12.1




2013.4.9


 
・説明:作並を紹介する回文と、建立趣意、定義如来の略縁起、定義まで距離が彫られた一里塚
     1859年(安政6年)

    右 定義道四里廿一丁
 従是
    左 二口街道作並街道


回文(かいぶん)
上から読んでも下から読んでも同字・同文になる詞句。「かいもん」ともいう
仙代庵の回文

今朝見たし徳利ぐっとしたみ酒

頼むぞのいかにも二階のぞむのだ

ほかの酒のんで貴殿の今朝の顔

嵯峨の名は宿りたりとや花の笠

わが身かも長閑かな門の最上川

飯前(めしまい)の酒、今朝の戒め

はかなの世しばしよしばし世の中は