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最上町の松尾芭蕉句碑

 封人の家(ほうじんのいえ)/旧有路(ありじ)家宅
・場所:山形県最上町堺田59-3 Yahoo!地図 
・封人の家:国境を守る役人の家のこと、仙台領と境を接する新庄領堺田村の庄屋家、旧有路家住宅
・芭蕉は1686年7月1日〜2日の2泊
 
       蚤虱    馬の尿する   枕元
       のみしらみ うまのばりする まくらもと 
 句意:蚤や虱にさされ、おまけに枕元では馬の小便の音がする。なんとわびしい旅の夜だろう
・詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」 封人の家
 1961年(昭和36年) 最上町 建立 揮毫:小宮豊隆
2013.6.14


 


 

山刀伐峠(なたぎりとうげ) 
・場所:山形県最上町/尾花沢市 Yahoo!地図 
 おくのほそ道 顕彰碑/「奥の細道」文学碑
高山森々ととして一鳥聲きかず 木の下闇茂りあいて夜行くがごとし
雲端につちふる心地 して篠の中踏分、水をわたり岩に蹶き(つまづき)て
肌につめたき 汗を流して最上の庄に出づ

 1967年(昭和42年)山形県奥の細道観光資源保存会 尾花沢市 最上町 建立
  揮毫:俳人:加藤楸邨
2013.6.14




五十嵐芳明氏 宅前
・場所:山形県最上町向町 Yahoo!地図 
         柴付けし  馬のもどりや  田植樽
         しばつけし うまのもどりや たうえだる 
・句意:柴を満載した農夫が、帰りには田植えの晩に振舞う田植え酒の樽を馬の背中に乗せて帰っていく
・時期・場所:1964年 元禄7年 伊賀上野の窪田意専宅で詠んだ句
 1942年(昭和17年)  建立

 
 旧碑は昭和十七年三月三日向町大火の際焼けて上部を欠く

五十嵐芳明氏 宅前
・場所:山形県最上町向町 Yahoo!地図 
         柴付けし  馬のもどりや  田植樽
         しばつけし うまのもどりや たうえだる 
・句意:柴を満載した農夫が、帰りには田植えの晩に振舞う田植え酒の樽を馬の背中に乗せて帰っていく
・時期・場所:1964年 元禄7年 伊賀上野の窪田意専宅で詠んだ句
 1955年(昭和30年) 五十嵐重芳ら絹出河畔有志 建立 天徳寺住職小川信芳天山 筆