HOME   福島県の文学碑   いわき市の文学碑

いわき市の句碑・歌碑
小川町

夏井川渓谷 籠場の滝(かごばのたき)
・場所:福島県いわき市小川町上小川 夏井渓谷 籠場の滝  Yahoo!地図
大町 桂月(おおまち けいげつ)
・説明:1869−1925年 56歳 高知市生まれ 「行雲流水」や「日本の山水」などを刊行、紀行文家として名声を獲得 十和田を広く世に紹介した人物、蔦温泉で晩年を過ごした。
 随筆家 詩人 評論家
散りはてゝ 枯木ばかりと 思ひしを 日入りて見ゆる 谷のもみぢ葉
 歌意:
 1932年(昭和9年) 平の医師 酒井国三郎ら有志 建立
 1924年(大正13年) 夏井川渓谷を訪れて詠んだ歌
2013.11.5


籠場の滝(かごばのたき) 2013.11.5




常慶寺(じょうけいじ) 
・場所:福島県いわき市小川町上小川字植ノ内42 Yahoo!地図 
草野 馨(くさの かおる)
・説明:1869−1953年 生まれ 小説家 草野心平・天平の父
 辞世の句
風は小凧 我ルビコンを 渡らばや 
 句意:
 ルビコン川を渡るとは、ある重大な決断・行動をすることのたとえ。
 年(年)建立 揮毫:草野馨

  

根本
・場所:福島県いわき市小川町上小川字根本 Yahoo!地図細部市不明
山岡 荘八(やまおか そうはち)
・説明:1907年−1978年 新潟県魚沼市生まれ 小説家・作家。歴史小説を中心に活躍
   本名:藤野庄蔵(ふじの しょうぞう)
くちなしの 憶い出多き 庭のさび
 句意:
 1977年(昭和52年) 田久孝翁 建立 山岡荘八 書

 

小川中学校
・場所:福島県いわき市小川町上平字竹ノ内63 Yahoo地図
櫛田 民蔵(くしだ たみぞう)
・説明:1885−1934年 いわき市小川町生まれ  経済学者
 農家の長男 農家を継ぐという決まりを破って学問の道を選び、 磐城高校から、東京神田の錦城中学に編入し、牛乳配達をしながら通った。東京外国大学でドイツ語を習い、27歳で京都大学を卒業、マルクス経済学の普及に尽くした
何事か為せ、為さゞる可からず。生まれたる者は!
 意:
 年  建立
 25歳の時の日記に記されていたもの

 

いわき市立草野心平記念文学館 
・場所:福島県いわき市小川町高萩字下タ道 いわき市立草野心平記念文学館 Yahoo!地図
草野 天平(くさの てんぺい)
・説明:1910−1952年 42歳 東京都文京区生まれ 小川町出身 詩人 草野心平の弟
「一人」
見ても誰もゐない 本を伏せる 家を出て山を見れば 山はやはり山
 詩意:
 2002年(平成14年) うぶいえの会 建立
2013.11.4


2013.11.4



 

諏訪神社
・場所:福島県いわき市小川町高萩字家ノ前140-1 Yahoo!地図
吉田 湖舟()
・説明:
年一度の 着物姿の 村祭りに 素肌くすぐる 糊の感触
 歌意:
 1987年(昭和62年) 小川町山鳩短歌会 建立

 

草野心平生家
・場所:福島県いわき市小川町上小川字植ノ内6-1 Yahoo!地図
草野 天平(くさの てんぺい)
・説明:1910−1952年 42歳没  東京都文京区生まれ 詩人 草野心平の弟
幼い日の思ひ出
竜のひげの茂みのなかは静かで 藍の実はひつそりとしてをりました
五つ六つ掌にのせて えんがはで遊びました ころころところがせば
ころころところがつて とまりました また一つ         
ころころところがせば  ころころところがつて         
とまりました 冬の日は障子にあたり 睡くなつてゆきました   
 意:
 年(年)建立
2013.11.5


2013.11.5


2013.11.5


2013.11.5