にかほ市象潟町の松尾芭蕉句碑 |
7月日
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公会堂
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・場所:秋田県にかほ市象潟町三丁目 Yahoo地図
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2013.10.5

2013.10.5

拾六日(新暦の8月1日) 吹浦を発って三崎峠越えをする

拾六日(新暦の8月1日) 雨が激しく船宿に雨宿りする

拾六日(新暦の8月1日)象潟到着 昼頃能登屋孫エ門を訪ね、
その夜は向屋の左右門治郎に泊まり、拾七日は能登屋に泊まる
象潟滞在中何度も象潟橋から全景を眺望した。

拾七日(新暦の8月2日) 夕方、舟で潟巡りをして島々を眺めた

拾七日(新暦の8月2日) 夕方、潟巡りの最後に蚶満寺へ参拝した

拾八日(新暦の8月3日) 早朝、鳥海山の全容を眺めて酒田へ向かう

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象潟滞在中詠んだ3句
「ゆふ晴や 桜に涼む 波の華」
「腰長や 鶴脛ぬれて 海涼し」
「きさかたの 雨や西施か ねぶの花」
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にかほ市象潟町塩越/佐々木孫左右衛門向家
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・場所:
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JR羽越本線象潟駅 |
・場所:秋田県にかほ市象潟町家の後23 Yahoo地図 |
芭蕉文学碑
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この文学碑は、松尾芭蕉来象秀れた象潟の俳文を称えて昭和47年に芭蕉文学碑建立委員会が建立しました。碑文は蛸満寺(かんまんじ)所蔵の芭蕉筆「象潟自詠懐紙」を拡大して刻んだもので、次のとおり書かれています。
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象潟
きさかたの 雨や西施か ねぶの花
夕方雨やみて処の 何がし舟にて江の中を 案内せらるヽ
ゆふ晴や 桜に涼む 波の華
腰長の汐といふ処は いと浅く鶴おり立て あさるを
腰長や 鶴脛ぬれて 海涼し
武陵芭蕉翁桃青 にかほ市教育委員会
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きさかたの 雨や西施か ねぶの花
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きさがたや あめにせいしが ねぶのはな |
句意:雨にれたネムノ花は、あたかも中国の美女西施が憂いの顔のようと咲いていた。
西施(せいし):古代中国春秋時代(B.C.770〜403)の末期、越国に居た絶世の美女
ねぶの花:ネムノ木
・詠んだ時期・場所:1689年 秋田県にかほ市象潟
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ゆふ晴や 桜に涼む 波の華
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ゆうばれや さくらにすずむ なみのはな |
・句意:夕日に輝く象潟の海の波を、西行法師ゆかりの桜の木の下で見ていると、それも爛漫の花のように美しい
・詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」 象潟
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腰長や 鶴脛ぬれて 海涼し
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こしたけや つるはぎぬれて うみすずし |
・句意:汐越の浅瀬に鶴が舞い降りた。その脛が海の水に濡れて、いかにも涼しげだ。衣が短くすねが長く見えているのを「鶴はぎ」と言うが、まさに鶴はぎだなぁと感心した
腰長(こしたけ): 象潟で詠んだ 後に汐越や変更
鶴脛(つるはぎ):鶴の脚のように)衣の丈が短くすねが長く現れ出ていること |
1972年(昭和47年) 芭蕉文学碑建立委員会 建立
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芭蕉は、象潟で3句詠んでいますが、「おくのほそ道」では、「ゆふ晴や」の句が割愛され、「きさかたの雨や西施かねぶの花」が「象潟や雨に西施がねぶの花」に、「腰長や鶴脛ぬれて海涼し」が「汐越や鶴はぎぬれて海涼し」と推敲改作されています。 |
2013.10.5



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奥の細道記念切手碑碑 |
・説明:秋田県にかほ市象潟町家の後23 Yahoo地図
日本画家 松尾 敏男、書家:村上 三島 |
象潟の 雨に西施が ねぶの花
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きさがたや あめにせいしが ねぶのはな |
・句意:雨にれたネムノ花は、あたかも中国の美女西施が憂いの顔のようと咲いていた。
※西施(せいし):古代中国春秋時代(B.C.770〜403)の末期、越国に居た絶世の美女
ねぶの花:ネムノ木
・詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」秋田県にかほ市象潟町
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1988年(昭和63年) 建立
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2013.10.5



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蚶満寺(かんまんじ) |
・場所:秋田県にかほ市象潟町字象潟島2 Yahoo地図
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象潟の 雨や西施が ねふの花 |
きさがたや あめにせいしが ねぶのはな |
・句意:雨にれたネムノ花は、あたかも中国の美女西施が憂いの顔のようと咲いていた。
※西施(せいし):古代中国春秋時代(B.C.770〜403)の末期、越国に居た絶世の美女
ねぶの花:ネムノ木
・詠んだ時期・場所:1689年「奥の細道」秋田県にかほ市象潟町
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1989年(昭和64年) 建立 |
2013.10.5



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蚶満寺境内 中庭 |
象潟の 雨や西施か ねふの花 |
1763年(宝暦13年) 芭蕉70年忌に本荘、矢島、滝沢、塩越(象潟)の俳諧愛好者が建立
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2013.10.5

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道の駅象潟「ねむの丘」
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・場所:秋田県にかほ市象潟町大塩越73-1 Yahoo!地図 |
腰長や 鶴脛ぬれて 海涼し
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こしたけや つるはぎぬれて うみすずし |
・句意:汐越の浅瀬に鶴が舞い降りた。その脛が海の水に濡れて、いかにも涼しげだ。衣が短くすねが長く見えているのを「鶴はぎ」と言うが、まさに鶴はぎだなぁと感心した
腰長(こしたけ): 象潟で詠んだ 後に汐越や
鶴脛(つるはぎ):鶴の脚のように)衣の丈が短くすねが長く現れ出ていること
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2017年(平成28年) 建立 道の駅登録20周年を記念
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